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日本工業経済新聞社 週刊メールマガジン
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●週刊メールマガジン バックナンバー 2018年04月16日発行分 ━━━━━━━━━■◇■ 週刊・建設ニュース ■◇■━━━━━━━━━
2018/4/16 No.755
（毎週月曜日発行）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社 メールマガジン
https://www.nikoukei.co.jp/
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▼▽▼ 『業界注目ニュース』 ▼▽▼
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〔国の関係〕
◆【工事成績評定】週休２日の確保で加点評価を
国土交通省は建設業の働き方改革や建設現場における週休２日の確保を推進
する観点から、請負工事成績評定要領の運用を一部改正した。週休２日（４週
８休以上）を確保した場合には加点評価することや工事書類の簡素化の徹底を
図るための見直しを行っている。４週８休以上の週休２日を確保できた場合、
最大で２・８点が加点される見通し。本年度４月１日以降に入札公告した直轄
土木工事から適用される。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00358422
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◇先週の「建設メール」で配信された注目の記事は次の３本です。
◆【建設業振興基金】建築・設備施工管理CPD制度の運用開始
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◆【建災防】モデルに長濱ねるさん川栄李奈さん／夏の全国安全週間ポスター
http://www.nikoukei.com/nkmail/?id=NS201804111749268BU8LG4FVCS11BP305
◆〈耳寄り〉竣工50周年の霞が関ビルディングで進む「経年優化」
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▼▽▼ 『地方発ニュース』 ▼▽▼
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〔埼玉〕
◆＜埼玉建産連＞多角的に入職働き掛け／担い手確保・育成ネットワーク総会
埼玉県建設産業担い手確保・育成ネットワークの総会が建産連研修センター
で開かれ、昨年度の事業実施結果が報告されたほか、２０１８年度事業の実施
計画を承認した。早期退職防止のための研修会・セミナーなどを充実。参加団
体の総力で多角的に対策を打ち、入職の働き掛けを一層強化する。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00358420
〔茨城〕
◆＜茨城県＞工事額は合計約80億円／種苗管理施設など新築／営繕課主要事業
県土木部営繕課は２０１８年度の主要事業をまとめた。前年度からの繰越分
を含め工事額は80億４２００万円。新築する生物工学研究所種苗管理施設（笠
間市）および農業研究所貯蔵環境制御施設（水戸市）は、順調ならば今月末ご
ろに設計を委託し、夏ごろに工事を発注する。すでに設計をまとめている農業
大学校実習棟兼直売所新築工事についても夏ごろに発注する。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00358643
〔群馬〕
◆＜群馬県＞２０１８年度から新たに格付けに解体を追加
県は２０１８・19年度の県入札参加資格から、新たな業種として解体を加え
た。県内の総合点数の最高点は１１５７点で佐田建設（前橋市）となった。等
級はＡからＣの３つに分け、Ａ40社、Ｂ73社、Ｃ73社の計１８６社が登録され
ている。県内の上位については、佐田建設に続き、須田工業（前橋市）が９９
１点、関東建設工業（太田市）が９５７点。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00358505
〔山梨〕
◆＜甲州市＞ぶどうの丘ホテルの空調更新／今秋にも工事発注へ
レストランや温泉・ホテルなどを備えた観光施設「甲州市勝沼ぶどうの丘」
（同市勝沼町菱山）は本年度、空調設備を更新する。老朽化により設置当初に
比べ冷暖房の効きが悪くなったことなどが理由。ホテル内が対象で客間や食堂
などの設備を一新する。今秋にも入札を行い来年１月の休館中に工事を行う。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00358560
〔新潟〕
◆＜ネクスコ東日本＞北陸道30周年記念で応援大使にＮｅｇｉｃｃｏ
ネクスコ東日本新潟支社は、北陸道開通30周年および新潟県高速道路発開通
40周年を記念し、新潟発のアイドルユニット「Negicco（ねぎっこ）」を北陸道
応援大使に任命した。同社が主催するイベントへの参加やメディアを通して北
陸道のＰＲを行う。４日には大使の委嘱式が執り行われ寒河江克彦支店長より
委嘱状とタスキが手渡された。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00358663
〔長野〕
◆＜塩尻市内＞総事業費100億円弱、11月着工／木質バイオマス発電所
征矢野建材（松本市）、九電みらいエナジー（福岡県福岡市）、九電工（同）、
北野建設（長野市）の４社が共同で、塩尻市片丘に県内最大規模の木質バイオ
マス発電所を建設する。プラントの整備は荏原環境プラント（東京都大田区）
と三井三池製作所（東京都中央区）のＪＶが担当。九電工と北野建設も施工に
携わるもよう。着工は本年11月、運転開始は2020年10月の予定。総事業費100億
円弱を見込む。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00358914
〔千葉〕 提供：日刊建設タイムズ
◆＜千葉県と建設業協会＞「無駄を省く」で双方一致／行政推進への情報交換
千葉県建設業協会の畔蒜毅会長をはじめとする三役一行は12日、県庁あいさ
つ回りを行い、野田勝・県土整備部長らを表敬訪問した。野田部長と行方局長
以外は、ほぼ一新した県土整備部の幹部陣と協会三役との顔合わせが実現した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00358830
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▼▽▼ コラム『日々の栞』 ▼▽▼
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◎日頃の備えを万全に
▼その昔、関東一円に大勢力を築いた戦国大名・北条氏を大いに苦しめた城が
あった。小大名・太田資正（すけまさ）の支城で名を松山城（埼玉県吉見町）
という。地形に恵まれた天然の要害で、武器弾薬の蓄えもおびただしかった。
数里離れた本城・岩槻城（さいたま市岩槻区）を守る砦（とりで）として万全
の備えを固めていた
▼そればかりか、この城には凄腕の伝令がいた。北条軍が城を幾重に囲んでも
いつの間にか抜け出し、岩槻城に援軍を呼びに行くことができた。得体の知れ
ない敵の存在に北条軍の中には「人ならぬ者の仕業か」と不気味に思った者も
いただろう。なるほど人ならぬと言えば確かにそのとおり。なんと犬の仕業だ
った
▼「犬の入れ替え」という資正の奇策である。松山城と岩槻城で別々に育てた
犬たちを成長後に入れ替え、有事の際の伝令兵に使ったのだ。首には文を入れ
た竹筒をくくり付けた。犬たちは平時から両城を行き来して訓練を積んだよう
で、城が敵に囲まれてもすぐに援軍を呼びに行けた。発想もすごいが、うまく
いったのは日頃の備えのたまものと言えよう
▼先月、地震や武力攻撃など緊急情報を瞬時に知らせるＪアラートの情報伝達
訓練が全国一斉に行われた。消防庁によると、47都道府県と１６６４市町村が
参加。そのうち川越市や水戸市など15市町村で、機器の不具合のため住民への
情報伝達が一切できなかったという
▼伝達後の避難方法など他の課題も多いが、初動対応はその後の明暗を大きく
分ける。行政や関連する建設業者の役割は大きい。いつ起こるとも知れない災
害にどう備えるか。防災の心構えを古兵（ふるつわもの）に倣（なら）いたい。
（埼玉・ＫＭ）
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◇◆◇ 『編集後記』 ◇◆◇
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熊本地震の発生から14日で２年が経過しました。復旧・復興はまだ道半ばで
すが、道路や鉄道をはじめとするインフラの復旧、災害公営住宅の整備などは
着実に進んでいます。熊本城に関しては国土交通省、文化庁、熊本市が連携し
て復旧に取り組んでおり、復興のシンボルとなる天守閣は２０１９年度にまず
は外観の復旧に向けて国交省が工事に係る技術面、予算面での支援を行う見通
しです。今後は一日も早いインフラ等の復旧とともに、地域の重要な生業であ
る観光の復興も順調に進むことが期待されます。
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