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日本工業経済新聞社 週刊メールマガジン
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●週刊メールマガジン バックナンバー 2020年08月24日発行分 ━━━━━━━━━■◇■ 週刊・建設ニュース ■◇■━━━━━━━━━
2020/8/24 No.870
（毎週月曜日発行）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社 メールマガジン
https://www.nikoukei.co.jp/
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▼▽▼ 『業界注目ニュース』 ▼▽▼
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〔中央の関係〕
◆【港湾の防災・減災】海面水位の上昇考慮した設計導入を
国土交通省の交通政策審議会が「今後の港湾におけるハード・ソフト一体と
なった総合的な防災・減災対策のあり方」を答申した。ハード対策では、台風
に伴う高潮・高波等に対する施設のかさ上げや補強、新たに整備する施設では
将来の海面水位の上昇を考慮した設計を導入するといった施策の方向性を提言。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00416511
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◇先週の「建設メール」で配信された注目の記事は次の３本です。
◆【７月豪雨】足立敏之議員が山形県視察／無堤部の早期整備を
https://www.nikoukei.com/nkmail/?id=NS2020081717274286JSWY2WIABCW44503
◆【人材協】ツイッター利用し積極的に広報展開
https://www.nikoukei.com/nkmail/?id=NS20200818162539J4CPDT3NSOM4K0S306
◆【国土交通省インタビュー】栗田卓也事務次官「社会資本整備は継続的に」
https://www.nikoukei.com/nkmail/?id=NS20200820171013U5YFCQ0LTRQUAPE601
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▼▽▼ 『地方発ニュース』 ▼▽▼
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〔埼玉〕
◆＜埼玉県＞県土整備部が24日から道路損傷通報サービス運用
県土整備部は24日から道路損傷通報サービスの運用を開始する。従来、舗装、
道路施設（ガードレール、側溝など）といった県管理道路に損傷があった場合、
電話などで通報を受けてから、担当者が現地の確認を行った上で、修繕を実施
してきた。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00416537
〔茨城〕
◆＜茨城県議会＞土木企業委員会が県央地区事業を調査
県議会土木企業委員会（鈴木将委員長）は20日、県央地区の県内調査を行っ
た。偕楽園の好文亭耐震補強工事、藤井川の河川災害復旧工事、県道大洗友部
線バイパス整備事業、茨城空港アクセス道路整備事業の現地調査を実施。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00416825
〔群馬〕
◆＜高崎市＞高浜クリーンセンターの整備概要示す
高崎市は高浜クリーンセンターの建て替えについて新施設の整備概要を示し
た。新施設はＲＣ造一部ＳＲＣ造およびＳ造地下１階地上５階建てとし、床面
積は約３万㎡となる。入札時期や方法は年度内とする発注に向け内部で検討中。
造成工事や進入路整備工事については年内の発注が見込まれる。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00416699
〔山梨〕
◆＜甲斐市＞バイオマス発電業者が倒産で基本協定先送りか
甲斐市の木質バイオマス発電事業で、燃料を供給する予定だった一部事業者
が倒産したため、市と事業主体である日立造船との基本協定締結が、先送りに
なる可能性があることが本紙取材で分かった。市は事業者の選定が大幅に遅れ
る場合、本年度予定していた造成工事などの実施時期を見直す可能性がある。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00416649
〔新潟〕
◆＜新潟市＞都心部１０６haで開発規制緩和の指定目指す
新潟市は新潟駅周辺、万代、古町地区の約１０６haで建築物の容積率や上空
利用などの規制緩和を受ける都市再生緊急整備地域の指定を目指す。12日には
国や県、民間団地等の関係機関で構成する「新潟都心地域 都市再生緊急整備地
域準備協議会」の初会合が開かれた
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00416621
〔長野〕
◆＜業界団体＞南農高生を対象としたバーチャル現場見学会
長野県建設業協会安曇野支部（降幡真支部長）と、長野県安曇野建設事務所
（飯森正敏所長）は18日、南安曇農業高等学校で同校の環境クリエイト科１年
生37人を対象としたバーチャル現場見学会を実施した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00416733
〔千葉〕 提供：日刊建設タイムズ
◆＜千葉県＞住生活基本計画見直しで基本方針等を作成
県県土整備部住宅課は17日、「第４次千葉県住生活基本計画策定のための基
礎調査業務委託」の一般競争入札を公告した。現行の「第３次千葉県住生活基
本計画」の見直しを行い、第４次計画の策定に必要な基礎調査を実施。素案作
成に必要な情報を収集・整理し、基本方針等を定める。注業務を依頼。同課が
６日に指名競争入札を公告。９月２日に開札する。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00416550
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▼▽▼ コラム『日々の栞』 ▼▽▼
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◎歳をとっても冒険心
▼地元紙を斜め読みしているとき、懐かしさからか丸山健二の文字に目が留ま
った。胸を張ってコアなファンと言える者ではないが、当時の最年少で芥川賞
受賞後は長野県大町市に居を構え、中央の文壇から距離を置いて庭づくりに精
を出しながら執筆を続けているとの認識は持っていた
▼紙面につづられていたのはコロナ禍の現状を作家としてどう見るかが語られ
たインタビュー記事。同氏は「日本人が正気に戻るチャンス」と捉え、国や社
会に依存して何となくの生き方をしてきた日本人に「自立の精神」を持つよう
促している
▼執筆活動は早朝の２時間のみだそうだが、１年３６５日毎日それを続けるス
トイックな生活。年齢のためか修行僧のような様相にも優しさを帯びてきたよ
うに感じもするが、純文学を追求する姿勢には揺るぎがない。毎日の作業を自
ら「文体というドリルで掘り進み宝石を見つける」と例える。己を律しながら
も、宝探しを楽しんでいるようにも聞こえる
▼インターネットで調べると、芥川賞受賞時の選考委員には三島由紀夫や川端
康成、井上靖などそうそうたる面々が顔をそろえる。委員誰しもが推していた
わけではなく、若さを評価する一方で、年齢のわりには落ち着きすぎて、若さ
故の冒険心とかいやらしさに欠けている点が指摘されているのが面白い
▼正気に戻るかどうかは別にして従来の暮らしと変貌してきていることは誰も
が感じるところ。価値観や常識が一変しかねない新しい時代を自立して歩むに
は、障害を取り除くドリル並みの道具とくじけることのない冒険心が必要とい
うことかもしれない。（長野・ＨＫ）
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◇◆◇ 『編集後記』 ◇◆◇
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国土交通省がまとめた２０１９年の水害被害額は全国で約２兆１５００億円
（暫定値）となり、１年間の津波以外の水害被害額が１９６１年の統計以来最
大を記録しました。津波以外の単一の水害による被害でも「令和元年東日本台
風」による被害額が約１兆８６００億円となり、「平成30年７月豪雨」を上回
る過去最大の被害額でした。本格的な台風シーズンを前に必要な備えを行い、
少しでも被害を減らす必要があります。
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