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●週刊メールマガジン バックナンバー 2016年01月12日発行分 ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━
2016/1/12 No.643
（毎週月曜日発行）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
https://www.nikoukei.co.jp/
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『業界ニュース』
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＜国土交通省関係＞
◆【生産性向上】計画的な発注で施工時期平準化へ
国土交通省は施工時期の平準化に向けた計画的な事業執行を地方整備局など
へ通達した。建設現場の生産性向上を図る「i-Construction（アイ・コンスト
ラクション）」の一環として平準化に取り組むもので、計画的な発注の推進や
適切な工期設定、「余裕期間制度」の積極的な活用、工期が複数年度にわたる
工事等への適切な対応を求めている。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00302179
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『地方公共団体ニュース』
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＜埼玉＞
◆春日部市が幸松地区公民館の設備更新計画
春日部市は２０１６年度に、幸松地区公民館の空調熱源更新工事を計画して
いる。予定工期は７月上旬～12月中旬を設定。更新対象は地上部および屋上部、
２階会議室の▽冷却塔▽冷温水発生機▽冷温水ポンプ▽密閉式膨張タンク▽冷
却水ポンプ▽空気調和機２機▽ファンコイルユニット４台。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00302324
＜茨城＞
◆水戸市が３カ年実施計画を公表／普通建設事業費１２４４億９４９０万円
水戸市は、第６次総合計画における３カ年実施計画（２０１６～18年度）を
策定した。第６次総合計画に掲げた将来都市像「笑顔あふれる安心快適空間
未来に躍動する 魁のまち・水戸」を実現するため、魁のまちづくり重点プロ
ジェクトを中心に、42の新規事業を含む５８５事業を主要政策として進めてい
く。一般財源見込みは３カ年総額１９８４億２３６０万円、普通建設事業費は
３カ年総額１２４４億９４９０万円。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00302414
＜群馬＞
◆前橋市が前橋工科大学の実験棟を６月ころに公告
前橋市は改築する前橋工科大学の実験棟について、６月から７月ごろの公告
を計画している。工事は建築、機械設備、電気設備の３分離での発注を予定す
る。新しい実験棟は、ＲＣ造２階建て、延べ床面積１２００㎡程度。２０１７
年度中の完成を目指す。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00302312
＜山梨＞
◆16年度以降の設計・工事へ 中央市が庁舎整備基本計画素案で意見募集
中央市は６日、庁舎整備基本計画の素案を公表し、パブリックコメントによ
る意見募集を開始した。本庁舎整備19億７０００万円など検討委員会での議論
を踏まえた内容で、来年度以降の設計、２０１８年度からの工事へ向け整備方
針を固める最終段階に入った。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00302451
＜新潟＞
◆建設産業の再生へ新年交歓会盛大に
新潟県建設業協会（本間達郎会長）と新潟県建設産業団体連合会（同）が主
催する「建設関係新年交歓会」が４日、新潟市内のホテルオークラ新潟で盛大
に開かれた。本間達郎会長は干支にちなんで「前年受注割れが“さる年”に」
とし「ことしが建設産業再生に向けてさらなる歩みを進められる年となるよう
お祈り申し上げる」と新年に期待を込めた。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00302176
＜長野＞
◆エコオフィスまつもとに新たに３社認定
松本市の「eco（エコ）オフィスまつもと」の認定制度で、鍋林建工に続き３
社が認定を受けた。認定を受けたのは共和観光松本リサイクルセンター（島内）、
藤澤組（島内）、ハシバテクノス（平田東）の３社で、いずれも認定ランクは一
つ星。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00302500
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コラム『日々の栞』
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申年を「百匹目の猿」年に
▼「百匹目の猿現象」という言葉をご存知だろうか。宮崎県の幸島という島で
猿にサツマイモの餌付けをしていたところ、１匹がイモを洗って食べるように
なった。それが少しずつ広まり、ある臨界点（１００匹）を超えたとたん、一
気に群れ全体に拡大し、それが海を隔てた大分県高崎山の猿でも見られるよう
になった、という
▼聞いたことがある、という人が多いと思うが、実はこの話都市伝説的なもの
で実際にそんな現象は観測されていないらしい。ちょっとがっかりだ。しかし
この話は創作でも、ある程度の数に広まったことが一気に全体に波及するとい
うことはありそうに思う
▼昨年11月30日に始まったＣＯＰ21でスピーチした米国オバマ大統領は「私た
ちは、温暖化の影響を実感する最初の世代であり、対策をとれる最後の世代で
ある」と州知事の１人の言葉を紹介した。温暖化がいかに加速度的に進行して
いて、いま対策をとらなければ手遅れになる課題であるかを端的に表している
▼「温暖化」を「担い手不足」に置き換えると建設業が直面している課題にも
そのまま当てはまる。担い手不足は今後５年間で一気に深刻化するという見方
もある。のんびりしていられない
▼そんな危機感からか担い手確保・育成への意識も日々真剣味を増している。
経営者の方々と話しをすると、少し前までは消極的な意見もちらほら聞こえた
が、最近は「そんな悠長なことは言っていられない」という言葉が増えた。２
０１６年は申（サル）年。建設業の取り組みが「百匹目の猿」のように一気に
実を結び始める年になることを期待したい。（東京・ＨＭ）
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『編集後記』
新しい年を迎え業界団体では賀詞交換会が本格化しています。あいさつでは
「生産性向上」「担い手の確保・育成」「品質の確保」を目指すといった言葉
が多く聞かれます。各業界で課題は異なりますが、将来に希望が持てる「明る
い未来」の実現を願う思いは同じです。国土交通省の２０１６年度当初予算案
における公共事業費は４年連続で増額が確保されるなど、明るい兆しが見え始
めています。この良い流れが地方自治体の新年度予算でも継続されることを期
待したいところです。
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