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日本工業経済新聞社 週刊メールマガジン
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●週刊メールマガジン バックナンバー 2016年11月07日発行分 ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━
2016/11/7 No.684
（毎週月曜日発行）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
https://www.nikoukei.co.jp/
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『業界ニュース』
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＜国土交通省関係＞
◆【下期監理課長会議】平準化の取り組み浸透図る
国土交通省は都道府県の監理課長と意見交換する本年度下期ブロック会議の
議題と日程を決めた。注目は施工時期等の平準化に向けた今後の取り組みで、
平準化に関する事例集の適用状況を把握するとともに、取り組みが遅れている
方策や市町村への浸透策を協議する。ダンピング対策も中心議題とし、最低制
限価格や調査基準価格未導入の市町村を減らすために都道府県へ協力を求める。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00322526
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『地方公共団体ニュース』
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＜埼玉＞
◆圏央道促進会議が確実な完成へ決議
首都圏中央連絡自動車道建設促進協議会（会長＝上田清司知事）は２日に都
内の砂防会館別館で総会を開いた。全線の早期かつ確実な完成や、暫定２車線
区間の早期４車線化などについて決議した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00322782
＜茨城＞
◆国道３５５号／改修へ期成同盟会が県へ要望
笠間市・石岡市・小美玉市で構成する国道３５５号石岡・笠間改良促進期成
同盟会（会長・山口伸樹笠間市長）は１日、石岡・岩間バイパスの４車線化な
ど早期整備を県土木部に要望した。要望箇所は笠間バイパス（Ｌ５２００ｍ）
と石岡・岩間バイパス（Ｌ７８５０ｍ）。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00322648
＜群馬＞
◆西毛総合運動公園で整備基本計画策定へ
安中市は西毛総合運動公園（同市中宿）のリニューアルを計画している。本
年度中に施設の現況や耐震性などについての調査結果をまとめ整備基本計画を
策定、来年度以降、各施設整備に向けた実施設計に順次着手する。ただ調査・
整備計画策定業務の入札が２回不調となっており、スケジュールは流動的。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00322741
＜山梨＞
◆公共事業費１１１億円の補正案／早期事業実施がプラスに／後藤知事
県が11月補正予算案として１１１億円の公共事業費を計上したことについて、
後藤斎知事は10月31日の会見で「国の経済対策と合致し、事業効果が早期に県
内経済に発現をするという視点で、できるだけ早く事業を実施することが、県
内経済にとってよりプラスになるという判断の下に対応させていただくことに
した」と説明した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00322664
＜新潟＞
◆ＣＣＲＣ連携実施事業者で複数の優先交渉者決まる／南魚沼市
南魚沼市は、アイデアコンペで選定を行った南魚沼版ＣＣＲＣ構想連携実施
事業者で、事業部門の優秀賞に大成建設・日立キャピタル・大成建設ハウジン
グ・富士ゼロックス・本間組・マンパワーグループが企業連合で提案した「豊
かな南魚沼暮らしをＳｏｆｔとＨａｒｄで実現」と大和ハウス工業による「移
住者主導の事業つくり」を選定した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00322673
＜長野＞
◆村瀬組に職場いきいきアドバンスカンパニー
松本市の村瀬組（村瀬直美社長）が、多様な働き方を導入・実践して職場環
境の改善に取り組む「職場いきいきアドバンスカンパニー」に認証され、１日
に同社で県中信労政事務所の佐々木高行所長から村瀬社長に認証が手渡された。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00322627
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コラム『日々の栞』
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ものづくりは歴史づくり
▼中国の世界遺産・万里の長城は、古いもので紀元前３世紀ごろから建造され、
総延長は地球半周を上回る約２万１０００kmにも及ぶとされる。多くの人が連
想するのは、明代の立派なレンガ造りのものだろうか。いかにも城壁といった
感じで、山の尾根に沿ってどこまでも続いていく景色はあまりにも壮大だ
▼以前は宇宙から肉眼視できる唯一の建造物と言われたこともあった。後に宇
宙飛行士に正式に否定されたが、思わず信じてしまう説得力がそこにはある
▼歴史と規模が並外れている故に、維持に掛かる費用も尋常ではないことがた
やすく想像できる。中国では、コンクリートで修復された長城の写真がネット
上に出回り、話題になっているという。レンガの歩道はただの平坦な道となり、
かつての勇姿は見る影もなくなってしまった
▼そもそも万里の長城は、歴代王朝が外敵の侵入を防ぐために建造したもの。
役割を終えた現代では観光名所の一つに過ぎない。ドライな考え方だが、コス
トが抑えられ、合理的といえば合理的。これが日本であれば、計画が浮上した
段階で各方面から非難を浴びるだろう
▼歴史ある共有財産を保存することは、先人の偉業をたたえ、敬意を表すこと
だ。その根底には感謝の気持ちがある。現代に生きる人々は過去に生きた人々
が造り上げたものを活用し、そして未来に生きる人々へ受け継いでいく。建設
業に携わる者は、そうした崇高な理念の体現者であり、後世への伝達者でもあ
る。今後とも、ものづくり＝歴史づくり、という高いプライドを持って、これ
からも地域の安全安心に貢献してほしい。（茨城・ＨＳ）
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『編集後記』
国土交通省幹部と都道府県の土木部長、監理課長等が意見交換する会議が今
月から始まりました。品確法運用指針をはじめとする担い手３法の取り組みを
浸透させることが重要になる中、技術系・事務系の両面から意識の統一が求め
られています。特に施工時期等の平準化は公共工事の発注者が取り組みやすい
施策の一つであり、来年度当初の施工確保に向けて財政部局や議会とも連携し
た積極的な導入が期待されます。
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