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●週刊メールマガジン バックナンバー 2016年12月05日発行分 ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━
2016/12/5 No.688
（毎週月曜日発行）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
https://www.nikoukei.co.jp/
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『業界ニュース』
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＜国土交通省関係＞
◆【インフラメンテナンス国民会議】産学官民から１９９者参加し設立
インフラメンテナンス国民会議の設立総会・設立記念大会が28日に国土交通
省で開かれ、産学官民一丸で技術や知恵を総動員してインフラメンテナンスに
取り組む社会の実現に向けた大きな一歩を踏み出した。会長には経営共創基盤
・代表取締役ＣＥＯの冨山和彦氏、副会長に政策研究大学院大学教授の家田仁
氏が就任した。設立時の会員は建設業者・建設コンサルタント・測量業者を含
む企業や行政、団体など１９９者が参加している。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00324343
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『地方公共団体ニュース』
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＜埼玉＞
◆橋維持管理などテーマに技術講演・発表会
関東地方整備局は11月30日と１日、さいたま新都心合同庁舎１号館で第13期第
７回技術講演会・出展技術発表会を開催した。鉄道総合技術研究所構造物技術
研究部トンネル研究室長の岡野法之氏が効率的・効果的な鉄道トンネルの施工
および維持管理技術、国土技術政策総合研究所道路構造物研究部橋梁研究室長
の星隈順一氏が道路橋梁の維持管理をテーマに講演を行った。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00324728
＜群馬＞
◆浄水場建設でプロポーザル／みなかみ町が設計・施工一括で
みなかみ町は本年度から３年かけて猿ヶ京浄水場（同町永井）を整備する。
設計から建設工事までを一括で発注。業者選定は公募型プロポーザル方式で行
う。処理能力は４０００ｔ程度を想定。事業費には約７億８０００万円を見込
む。現在庁内で発注に向けた最終調整を進めている。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00324650
＜山梨＞
◆給食センター建設に継続費20億円／12月補正予算案
山梨市の望月清賢市長は、１日開会の12月定例市議会へ上程する議案を発表
した。補正予算案は７件で、主な建設事業では、学校給食センター建設事業費
を前倒しで13億４４０万２０００円を追加。同事業費は２０１８年度までの継
続費として総額20億５６９６万４０００円を設定した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00324581
＜新潟＞
◆熟練オペによる除雪研修会を初開催
新潟市は先月29日、除雪業者の担い手確保の一環で除雪オペレーター研修を
開いた。除雪経験３年未満のオペレーターを対象に29社から46人が受講。新潟
市建設業協会の協力により加賀田組、福田道路、大沢組の熟練オペレーターを
講師に迎え、講義や実技研修などが行われ、機械操作や安全対策など除雪作業
の注意点を解説した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00324698
＜長野＞
◆三大災害絶滅研修会でゼロ災の決意新たに
建設業労働災害防止協会松筑分会（深澤信治分会長）は29日、建設業三大災
害絶滅研修会を松本市内の松筑建設会館で開催した。会員企業の安全管理担当
者や現場代理人、県発注機関の職員などから多数が参加。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00324577
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コラム『日々の栞』
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当たり前の便利さに感謝を
▼２０１３年に噴火した小笠原諸島の西之島は、東京からはるか１０００㎞の
位置にある。ようやく火山活動が落ち着き、つい先日、研究者グループが初上
陸を果たした
▼島全体の面積は噴火前の約12倍、２・７平方㎞にまで広がった。東京ドーム
の広さに例えると、約57個分に相当するという。排他的経済水域は50平方㎞、
領海は70平方㎞拡大するようだ。国土の狭い日本にとっては、少なからぬ自然
の恩恵になる
▼研究者たちは、途中まで船で近づき、外来種が入らないようその後は泳いで
島に上陸した。生態系の観測や岩石の採取など、さまざまな調査が行われるこ
とだろう。何か新しい発見があることを期待したい
▼こうした調査も大切だが、それに負けず劣らず重要なのが測量だ。国土地理
院では上陸隊に職員２人を派遣。基準点となる三角点を複数設置し、人工衛星
を使ったＧＮＳＳ測量で緯度と経度を決定する。また、測量用航空機で空中写
真撮影を行い、地図を更新する。ホームページには７月にドローンで撮影した
空中写真も公開している。新しい地図がどんなものになるのか楽しみだ
▼測量は地図の作成や土地の状態把握に欠かせない作業。伊能忠敬が本格的な
測量を行ってから２００年以上が経過した。その間、測量技術は目まぐるしく
進化し、社会に豊かさをもたらした。速度、精度ともに向上し続けるカーナビ
はその最たる例といえる。便利さが当たり前になると、どうしてもその過程は
忘れ去られてしまうもの。日ごろカーナビに頼りきっている身としては、せめ
て感謝の気持ちを忘れずにいたい。（茨城・ＨＳ）
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『編集後記』
自民党の公共工事品質確保に関する議員連盟の総会が29日に７年ぶりに開か
れ、新会長に根本匠衆議院議員が就任しました。改正品確法に基づく発注関係
事務の改善が着実に進んでいるとはいえ、地方自治体への趣旨浸透にはまだま
だ課題が残っています。また、災害時における入札契約方式の取り組みについ
ては国土交通省の有識者会議でも議論が進んでいますが、将来の災害に備えた
今後の方向性について、同議連での検討も注目されます。
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