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●週刊メールマガジン バックナンバー 2016年07月04日発行分 ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━
2016/7/4 No.666
（毎週月曜日発行）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
https://www.nikoukei.co.jp/
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『業界ニュース』
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＜国土交通省関係＞
◆【官庁施設整備】発注者のあり方や支援策検討へ
改正品確法や品確法運用指針で発注者責任が明確化されたことに加え、基礎
杭工事問題の発生、市町村の技術職員不足など官公庁施設整備を取り巻く環境
が大きく変わる中、建築工事固有の課題への対応策について検討が進む見通し
となった。石井啓一国土交通大臣が社会資本整備審議会へ官公庁施設整備にお
ける発注者のあり方に関する諮問を行っており、今後は８月から建築分科会官
公庁施設部会で議論を始め、年内にも答申をまとめる。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00314013
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『地方公共団体ニュース』
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＜埼玉＞
◆関東地整と建専連が意見交換会開く
関東地方整備局は６月27日に建設産業専門団体関東地区連合会と意見交換会
を開き、建設業法で位置付けられている登録基幹技能者の活用について見解を
示した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00314213
＜茨城＞
◆取手市が保育所と子育てセンター新設へ
取手市子育て支援課は、本年度から（仮称）吉田・舟山保育所および子育て
支援センター整備事業に取り掛かる。当初予算には基本設計費１８００万円と
測量費３２１万６０００円を計上。基本設計の事業者選定方法は公募型プロポ
ーザル方式が濃厚で、秋ごろに公告となるもよう。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00314039
＜群馬＞
◆桐生・みどり地区県立高校再編整備計画を策定
県教育委員会は「桐生・みどり地区県立高等学校再編整備計画」を策定、公
表した。桐生と桐生女子、桐生南と桐生西を統合。２０２１年度に新高校を開
校する。校舎の活用方法などは関係者で組織する「新高校開設準備会」で検討
していく。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00314021
＜山梨＞
◆広場や歴史施設整備／甲府城南側エリア整備方針／県・甲府市
県と甲府市は、甲府城周辺地域活性化基本計画で、甲府城南側（お堀沿い）
エリアの整備方針を示した。開放的な広場、歴史・文化関連施設、飲食・物販
施設、散策路などを整備する。整備は、県民会館などの公共施設跡地を先行。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00314291
＜新潟＞
◆i-construction講習会に定員２倍の２００人
北陸地方整備局内に事務局を有する北陸ＩＣＴ戦略研究会は６月29日、同局
で２０１６年度i-construction講習会を開いた。当日は県や新潟市のほか、建
設関連企業も多数出席。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00314274
＜長野＞
◆100人以上で三大災害絶滅集会
建設業労働災害防止協会長野県支部伊那分会（唐木和世分会長）は６月29日、
伊那労働基準監督署と技士会伊那支部と共催で「三大災害絶滅推進集会」を建
設業協会伊那支部大会議室で開いた。当日は分会員企業を中心におよそ110人が
参加。全員で三大災害絶滅へ決意を新たにした。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00314198
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コラム『日々の栞』
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いまだ遠い復興の道のり
▼４年ぶりに東日本大震災の被災地を見て回った。岩手県久慈市から三陸海岸
を南下し、福島県富岡町までという行程。どのくらい復興が進んでいるのかを
知ることが目的だ
▼岩手県では、海沿いの国道45号を行く。しばしば真新しい「復興道路」の暫
定開通区間も通行した。道々には、津波により浸水した地点を知らせる標識が
多くあった。「こんな山側まで」と驚かされる場所が多いのも、リアス式海岸
の地形ゆえなのだろう
▼宮古市から被災した市街地にも入った。震災の翌年はまだいたる所にがれき
の山々があったが、すでに片付けられていた。震災の遺構として残されたホテ
ルがある。２階までは鉄骨がむき出しの状況で、あの津波のパワーを伝えてい
た。港では、魚介類の加工工場が動いているものの更地も多く、以前の活気は
まだ戻っていなかった
▼海沿いの各市町村では、大規模な宅地造成を実施中。ある町では山を削って
宅地を造り、隣町ではその土砂を使い被災した市街地をかさ上げする工事が行
われている。有名な陸前高田市のベルトコンベアによる盛り土には、その広大
さに圧倒された。ここに新しい都市が造られ住民が戻る計画の成功を心から祈
った
▼福島県では国道６号を南下した。南相馬市からは避難指示区域となる。浪江、
双葉、富岡の３町では商店が建ち並ぶどこにでもある地方のバイパス道路沿い
の光景なのに、人が全く消えている。国道との交差部はフェンスが設置され、
進入を制限するガードマンが立つ。原発事故により時が止まったままの町を見
て、あらためて復興の道のりの長さと険しさを感じた。（群馬・ＭＹ）
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『編集後記』
中央建設業審議会・社会資本整備審議会の基本問題小委員会が策定した建設
業の構造的課題への対応策に関する中間とりまとめを受け、国土交通省の谷脇
暁土地・建設産業局長は、民間建設工事の適正な品質を確保するための新たな
指針（民間工事指針）を夏にも策定する考えを示しました。「不動産業界と建
設業界の両方に納得してもらえる中身」で、かつ現場で使ってもらえる指針と
する方針です。同方針が今後の民間工事における発注者と元請業者等との請負
契約適正化の鍵を握ることになります。
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