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 ●週刊メールマガジン バックナンバー 2012年12月10日発行分 | ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━ 2012/12/10  No.489
 (毎週月曜日発行)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
 https://www.nikoukei.co.jp/
 
 
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 『行政ニュース』
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 ■国土交通省/天井板以外も点検へ/直轄国道などのトンネル
 国土交通省は、12月2日の中央自動車道笹子トンネル内の天井板が落下する
 事故を受け、事故と同様の天井板を設置しているトンネルの緊急点検を進めて
 いるが、その他の道路付属物についても一斉点検を実施することを決めた。対
 象になるのは、各高速道路会社の管理する有料道路と国が管理する直轄国道。
 アンカーボルトなどで設置されている道路付属物が対象。
 点検の対象になるのは、照明・標識・警報表示板・防音板などのうち、本年
 度に点検を行っていないもの。点検方法は、アンカーボルトやナット、継ぎ手
 などを中心に近接目視、打音、触診などを行う。
 原則として本年度末までに点検結果を報告する。特にジェットファンなど重
 量構造物については12月26日までに調査結果を報告するよう通知した。
 
 ■国土交通省/地方管理は12トンネル/事故と同型を調査
 国土交通省は、12月2日に発生した中央自動車道笹子トンネル内の天井板落
 下事故を受け、地方公共団体と地方道路公社が管理するトンネルのうち、事故
 があったトンネルと同様に吊り天井板を有するトンネルの調査結果を取りまと
 めた。それによると、都道府県管理で5トンネル、政令市管理で1トンネル、
 地方道路公社管理で6トンネルの計12トンネルが吊り天井板を有していること
 が分かった。すでに国が行っている打音や触診による緊急点検を実施している
 ところもあり、また、実施していないトンネルについても近く実施することに
 なっている。
 関東甲信越管内では、栃木県内の国道122号の日足トンネル(日光市細尾)、
 山梨県内の国道137号新御坂トンネル(富士河口湖町河口~笛吹市御坂町)
 と主要地方同甲府韮崎線の愛宕トンネル(甲府市東光寺町~愛宕町)が対象。
 栃木県内の日足トンネルはすでに国と同等の緊急点検を実施しているが、山梨
 県内の2トンネルについては、県による点検は行われているが、改めて国と同
 等の検査を近く実施する
 同省は、笹子トンネルの事故を受け、直轄国道や高速道路会社が管理する49
 カ所のトンネルについて緊急点検を行うことを決め、すでに各管理者に打音や
 触診による検査を行うよう通知しており、都道府県や市町村道についても併行
 して調査を進めていた。
 同事故は、12月2日の午前8時3分ごろ、笹子トンネル内のトンネル天井板
 が落下し、車両数台が巻き込まれた事故で、9人が死亡し、2人が負傷した。
 
 
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 『団体ニュース』
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 ■土木学会/地域防災計画策定を支援/減災マトリクス提案
 地方公共団体における災害対策の最上位計画である地域防災計画。その計画
 策定の参考となる事業例を、土木学会がWEB形式で構築した。被害抑止、災
 害予知、災害対応、復旧・復興など時間軸ごとに自助・共助・公助のハード・
 ソフトの事業例を示し、それを参考に「減災対策マトリクス」を作成すること
 を提案している。土木学会では、近くホームページ上で公開し、意見を募る。
 減災対策マトリクスの議論を進めているのは、土木学会の東日本大震災フォ
 ローアップ委員会(委員長・目黒公郎東京大学生産技術研究所教授)。これま
 で約1年、12回に渡って会合を開き、成果をまとめるに至った。
 委員会では、減災をマネジメントするシステムは、災害発生前では▽被害抑
 止力▽被害軽減力▽災害予知と早期警報とし、災害発生後には▽被害評価▽災
 害対応▽復旧・復興―と考えている。
 減災対策マトリクスでは、これらを横軸として、縦軸に自助・共助・公助を
 配置。それぞれにハード対策、ソフト対策を書くようになっている。また市町
 村の想定以上の災害に対応するため、都道府県や国も含めたマトリクス作成も
 示している。
 近く公開するWEB形式の事業例では、同じ減災対策マトリクスに施策メニ
 ューや対策、支援事業などが示される。これを参考に地域独自の計画を策定す
 ることができるようになっている。
 委員会では今後、意見を踏まえた上で減災対策マトリクスの充実を図る。ま
 た来年3月に開催する東日本大震災2周年シンポジウムで内容を紹介する方針。
 モデル地域を設定し、計画を策定することも考えている。
 目黒委員長は「過去の対策に上積みした計画は効果が低い。災害は弱い所を
 突いてくる。その弱い所を減災対策マトリクスで探す必要がある。財源や人材
 が不足する地域でも短期間に効果的な計画を作成し実施できる」と話している。
 
 
 ■仮設会社経営を模擬体験/ゲームアプリを開発し公開
 全国仮設安全事業協同組合青年部(佐古篤彦会長)は、仮設会社経営シミュ
 レーションのゲームアプリ「足場で目指せ大社長!」を開発し、公開した。自
 らが仮設会社の経営者となり、マネジメントしながら会社を大きくしていくシ
 ミュレーションゲームで、獲得したポイント数で会社ランキングも表示される。
 組み立てた足場を点検し、事故を未然に防ぐことが会社成長のカギとなる。
 ゲームの中の「足場技能研修会」では、安全衛生規則等の足場の制度に関す
 る問題が出題され、受講した職人をレベルアップさせることができる。また、
 顧客との交渉画面ではプレーヤーの腕次第で請負金額が変動するなど、建設業
 界以外のユーザーも楽しめるよう工夫を凝らしている。
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 『編集後記』
 いよいよ今週末は衆院選。各政党の行方が気になります。トンネル事故を受
 けて選挙テーマの一つになったといえる公共事業も賛否両論。こちらも気にな
 るところです。
 
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