| ホーム » 日本工業経済新聞社 週刊メールマガジン | 
 日本工業経済新聞社 週刊メールマガジン   入札制度の改正や建設業界の今後の動向など、建設から経済に関する情報まで経営のヒントに繋がるニュースを毎週メールで配信しています。編集後記では取材中のちょっとした裏話が出てくることもあるかも?
 
 週刊メールマガジンのご購読は無料です。次のリンク先から必要事項を入力の上、送信ボタンをクリックしてお申し込みください。
 
   
 | 
 発行日をクリックするとバックナンバーを参照できます。
 ※1週間前までのバックナンバーを掲載しています。 
 ●週刊メールマガジン バックナンバー 2013年03月04日発行分 | ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━ 2013/03/04  No.500
 (毎週月曜日発行)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
 https://www.nikoukei.co.jp/
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『行政ニュース』
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■国土交通省/住宅・非住宅も堅調/1月の建築着工統計
 国土交通省は、1月の建築着工統計調査報告をまとめた。住宅・非住宅とも
 やや低調な動きとなったが、全体としては緩やかながら回復の動きを続けてい
 ることが分かった。
 新設住宅の季節調整済年率換算値は、86万3000戸と前月比で1・9%減
 少したが、着工戸数ベースで比較すると、持家、貸家、分譲住宅ともに前年比
 で増加。前年比で5%増と5カ月連続の増加になり堅調な動きを続けていた。
 一方、非居住建築物も床面積で前年比2・8%減と6カ月ぶりに減少したが
 、使途別で見ると、店舗、工場、倉庫が増加しており、特に倉庫は前年比59・
 5%と大きく伸びた。事務所建設の前年比50・4%減がマイナス要因となった
 が、これは前年に大規模工事があったことの反動減で、」水準としては2年前、
 3年前よりも高く、全体としては回復基調を続けていると考えてよさそうだ。
 
 ■国土交通省/地質調査が減少/建設関連業の動向
 国土交通省は、建設関連業の1月の契約動態調査をまとめた。測量業・建設
 コンサルタントは増加したが、地質調査業は減少した。
 測量業の契約総額は31億円で、前年同月の共通回答会社比で3・9%増加し
 た。建設コンサルタントは、218億円で同5・6%増加。一方、地質調査業
 の契約総額は34億円で、同12・5%減少した。
 同調査は、建設関連業それぞれ50社を対象にアンケートを実施したもの。
 
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『団体ニュース』
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■セメ協/417・7万t販売/1月の需給実績まとむ
 セメント協会(矢尾宏会長)は、1月のセメント需給実績をまとめた。国内
 と輸出を合わせた販売は、前年同月比3・6%増の417万7000tと、2
 か月ぶりに前年を上回った。
 1月の生産は、前年同月比2・4%増の474万6000t。3カ月連続で
 前年を上回る。
 国内の販売は、2カ月ぶりに前年を上回り、2・5%増の319万4000
 t。輸出も2カ月ぶりに増え、98万3000tだった。
 これらを受け在庫は、前月比2・1%増の389万4000tとなった。
 
 ■日建連/総額6680億円/1月の受注調査結果
 日本建設業連合会は、法人会員を対象に行った1月の受注調査結果をまとめ
 た。旧48社の総額は、前年同月比3・7%減の6680億円。リーマンショッ
 ク前の2008年1月8860億円に比べ、受注水準の回復には至っていない。
 1月の国内受注額は前年同月比0・2%減の6520億円。内訳は、民間が
 同1・5%減の4660億円、官公庁は同3・2%増の1860億円。海外に
 ついては、前年に大型案件があったこともあり、60・2%減の160円だった。
 民間は、工場の大型案件減少などにより、前年同月比11・2%減の780億
 円。非製造業は事務所やマンションなどの案件が増え、同3870億円の実績
 を残した。
 官公庁は、国の機関が前年同月比20・6%減の1090億円。地方の機関は、
 同79・9%増の770億円。
 また法人会員100社の受注総額は7390億円だった。
 
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『コラム・日々の栞』
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎残心の美学について
 ▼老朽化を理由に、建物が改築されることになった。担当の話では、築後40年
 近くが経過し、耐震基準を満たしていないそうだ。日本では今、耐用年数を経
 過した建築物があふれ、懸念材料になっていることは言うまでもない。
 ▼40年で寿命を迎えるとは、人間に置き換えると悲しい話である。ただし、建
 築物は人間と違い、完成し供用を開始することで、その目的を果す。完成した
 次の瞬間からは、老朽化に耐えながら、完成時の形を維持しようとする。つま
 りは、完成する時期の違いである。人間であれば40歳で完成したとは言い難い。
 ▼建築物が完成し、供用を迎えることで目的を果したとするならば、老朽化に
 耐え、完成後の形を維持する姿は、武道でいうところの『残心』に似ている。
 ▼武道において『残心』とは、技を繰り出した後に相手の反撃に備える形。そ
 のうち、弓道での残心とは、矢の離れたあとの姿をいい「離れによって射は完
 成されたのではなく、離れの姿勢を崩さず、気合いのこもったまま天地左右に
 伸張し、眼は矢所の着点に注いでいなければならない」とされ、「残心は射の
 総決算である」とする。さらに、「一貫した射が完成されたときは、残心の善
 し悪しによって射全体の判別ができ、射手の品位格調も反映する」『全日本弓
 道連盟弓道教本より』
 ▼いわば、残心を含めてこその完成であり、建物にとって、成果を果し、取り
 壊されることは、美しい残心であったと言えるだろう。耐用年数を超えた多く
 の建物が、完成時の残心の形をとり続けてる今、問題が起こる前に、次の形に
 つなげた時にこそ、最終的な完成を迎えるのでは。(HT)
 
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■※※ ご 案 内 ※※■
 
 ★=注目
 
 ★経審NaviCD-ROM 2013 都道府県別の経営事項審査CD-ROM発売!
 マウス操作で各種ランキングを作成できるほか、必要な項目をCSV形式で出力できます。
 http://www.nikoukei.com/knavi/?ref=m10722
 
 ★各県版の建設事業計画書2013年度版、予約受付開始!サンプルPDFをご確認ください。
 ※商品は発刊後、ご予約の方から順次発送させていただきます。
 http://www.nikoukei.co.jp/topics/contents/jikei2013.html?ref=m10722
 
 ☆iPhone、Androidスマートフォン、携帯電話で入札メール【無料】を受信。
 1億円以上の公共入札の結果情報を即座に携帯電話にメール配信。
 http://www.nikoukei.co.jp/topics/contents/n-mail.html?ref=m10722
 
 ☆最新の入札情報を無料公開!
 1億円以上の入札結果、最新入札公告を無料で公開しています。
 https://www.nikoukei.co.jp/SearchDisplay/List/Result.html?ref=m10722
 
 ☆当社記事ヘッドラインをRSSフィード【無料】で提供しています。
 メールが届く感覚で最新のニュースをチェックできます。
 http://feeds.feedburner.com/nikoukeifeed
 
 ☆平成25・26年度指名参加願提出要領ガイドブック(全国版)在庫わずか
 全国都道府県および全市町村の受付期間・形態、住所、電話番号などを掲載。
 http://www.nikoukei.com/guidebook/?ref=m10722
 
 ☆建設行政、工事計画、発注時期、落札金額、予定価格などを報道しています。
 『建設新聞』のご案内とお申込は・・・
 https://www.nikoukei.co.jp/PurchaseItems/PurchaseNewspaper.html?ref=m10722
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『編集後記』
 ついにメルマガ500号を迎えました。今後も建設に関連するニュースを継
 続して配信してまいります。これからもよろしくお願いいたします。
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ※本メールは、週刊メルマガ購読のご登録をいただいた方、名刺交換をさせて
 頂いた方にお送りしています。配信停止をご希望の方は大変恐縮ですが下記
 アドレス宛に「メルマガ停止希望」とご返信ください。
 メール停止は info-m@ns.nikoukei.co.jp へ。
 
 <ご意見・ご要望>
 当メルマガ編集部では、皆さまからのご意見・ご要望をお待ちしております。
 頂いたご意見はできるだけ編集に活かしていきたいと思っておりますので、
 info-m@ns.nikoukei.co.jp までメールをお送りください。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 <発行>
 ㈱日本工業経済新聞社 メルマガ編集部
 東京都文京区千駄木3-36-11 TEL 03-3822-9211 FAX 03-3824-7955
 URL http://www.nikoukei.co.jp
 
 メール停止は info-m@ns.nikoukei.co.jp
 本メールに掲載された記事を許可なく転載する事を禁じます
 メールが連続3回送信不能となった場合は登録を解除いたします。
 
 
 | 
 
 
   
 
 発行日をクリックするとバックナンバーを参照できます。
 ※1週間前までのバックナンバーを掲載しています。 
 |